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自らを「早熟で晩成」と評した横綱・稀勢の里が横綱に昇進するまでの道程を振りかえります。

中学卒業で角界入りした萩原少年が稀勢の里になるまでと、稀勢の里が横綱になるまでの道のりには大きな違いがあったのです!?
早熟な萩原少年は、入幕して「稀なる勢い」の意を持つ「稀勢の里」に改名すると、晩成に変わってしまったのでした(>_<)

十両昇進まで〜超早熟力士!


稀勢の里は、18歳になる前に十両に昇進します。

その昇進は、同じく中卒で角界入りした貴花田(後の横綱・貴乃花)に次ぐ、史上2番目の早さでした。

極めて早熟な力士だったのですね。

なお、細かい記録は、このサイトにも掲載してあるので見てくださいね。

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中学卒業して角界入りした萩原少年(稀勢の里は入幕するまで、本名:萩原で取っていた)は、序の口から一段一段、勝ち上がらなければならのです。

序の口、序二段、三段目、幕下、そして、ようやく十両となります。

そして、十両になると初めて、晴れて「関取」と呼ばれるようになります。

しかし、入門した力士の多くは、十両にすらたどり着けずに廃業していくのです。

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超早熟力士、萩原の道程です♪

  • 序の口は、1場所で通過。
  • 序二段も、1場所で通過。
  • 三段目は、5場所で通過。
  • 幕下は、5場所で通過。

つまり、序の口から初めて、たったの13場所目〜すなわち2年ちょっと〜で十両昇進を果たし、関取になった萩原少年。

大相撲では、十両になると初めて給料制となります。

萩原少年、17歳9ヶ月で、最低でも1240万円の年収をつかみ取ったのです。

凄いね、中学の同期では、圧倒的にトップの収入間違いなしですね(^_-)


十両から入幕まで〜まだまだ早熟!


十両から抜け出し入幕(前頭以上の格付けになること)するまで、萩原少年は3場所かかりました。

実は、この3場所も十分に早いのです。

ただし、同時に十両昇進を果たした琴欧洲(後に大関で優勝を果たす)や豊ノ島が2場所で駆け抜けていったので、萩原少年は、一歩後れを取ってしまいました。

そんなこともありましたが、年齢でいうと、これまた貴花田に次ぐ史上2番目の早さで幕内入りを果たすのです。

新入幕は、2004年11月場所です。

この入幕を機に、萩原少年は四股名を変えました。

師匠・鳴門親方(横綱・隆の里)から稀勢の里と命名してもらったのです。

ここまで、圧倒的な早さで番付を駆け上ってきたので、これからも横綱まで駆け上れとばかりに「稀な勢いで駆け上がる」という意味を込めた稀勢の里が誕生したのです。


入幕から大関昇進まで〜晩成の芽が!


入幕してから急ブレーキが掛かる稀勢の里。

自分の相撲の型に徹しきれないからでしょうか!?

新入幕から大関になるまで、なんと42場所を要したのです。



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史上5番目のスロー記録です。

一番足踏みしたのは小結。

何度も何度も、昇進しては前頭に降格しています。

関脇に昇進した後も度々降格しています。

昇進と降格の繰り返し。

そんななか、稀勢の里の相撲の型が少しずつ磨かれていきます。

稀勢の里、大器晩成の芽が出てきてしまいました。

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しかし、敬愛する師匠・鳴門親方が急逝したあとの2011年11月場所の活躍で、翌2012年初場所で大関昇進を果たしたのです。

大関昇進を果たした力士のなかで、小結在位12場所の稀勢の里は、史上最スローな記録となった。

いよいよ、大関で大活躍し、近々横綱になるかとの期待もありましたが…。


大関から横綱昇進まで〜超大器晩成!


稀勢の里は大関としても、いつのまにか5年(30場所)も居続け、「万年大関化」になりかけていました。

2016年9月場所には大関・豪栄道が全勝優勝を果たし、4大関のなかでは1人、稀勢の里だけが優勝未経験という状態にもなってしまいました。

しかし、2016年初場所の琴奨菊初優勝、そして、9月場所の豪栄道全勝の初優勝は、稀勢の里を大きく刺激したことは間違いないのです。

大器晩成にも、いよいよ火がつきます。

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稀勢の里、2016年は、ほぼコンスタントに優勝争いに残り、年間最多勝も獲得しました。

30場所の大関在位の通算勝率は .714で、圧倒的な強さなのです。

そして、時機は到来しました。

2017年初場所で優勝し、その1つの優勝だけで横綱昇進を果たしました。

2016年の年間最多勝と、2016年11月場所が評価された結果なのです。

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初土俵から89場所、大関昇進後31場所での初優勝は、歴代最スロー記録となりました。


まとめ


横綱・稀勢の里が毎日新聞に寄せた記事のなかで、自らをこう評しています。

  • 私は早熟で晩成という珍しいタイプ。
  • 不器用だけど、一つのことをやり続ける能力は高いと思う。
  • 横綱は負けが許されない立場だが、苦しい経験が良かったと思えるような好成績を残していきたい。
  • ここからが自分の新たな土俵人生だと覚悟を決めている。

うんうん、本当に自分のことを判っているし、その覚悟が素敵過ぎます。

記録だけでなく、大相撲ファンみんなの記憶に残る大横綱として活躍して欲しいですね♪

※アイキャッチ画像の出典:twitter.com


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